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白酒、桃の花

三月になろうとしています
季節の巡りを、いちばん初々しい気持ちで感じられる月かもしれませんね


初々しさ
いつまでも大切にしたいなあと、おもう永遠乙女です
私は忘れっぽいので、ある意味いつも初々しいかも。と、妙に前向き。

今月の6日、啓蟄のころ、お陰さまで七周年を迎えます

いつも皆様に、さわやかなときめきを感じていただけるお店でありたい。。
その心で、今月も、これからも、営んでまいりたいとおもいます

ささやかながら七年の感謝の気持を、音楽にのせて、かたちにしました◯

ごはん・おやつ・お飲み物と、フルコースで召し上がって頂いた「どんぐりメイト」(常連さん)のお客さまに、先着で、小さなmix CDをプレゼントさせていただきます
今回、「そよ風みたいなときめき」をテーマに、レコード水越さんに制作してもらいました
いろいろなときめきの詰まった、小さな音楽の贈り物、皆様の春に、やさしく寄り添うものとなりますよう。
どうぞ、お受け取り下さいませ
(数量限定となります・ご家族でお越しのお客さまへは一枚とさせていただきます旨ご了承ください)

こちらのCDのロングバージョンを、七周年記念CDとして、10枚限定で店内で販売もいたします
ぜひお求め下さい〜

レコード水越→





◯今月の営業日

3/5(日)・6(月)
11(土)御予約制ライブイベント
12(日)・13(月)
19(日)
20(月・祝)11時〜15時まで短縮営業/18時〜「映画部」で開店(ご予約不要)
26(日)・27(月)


◯今月の催し事

3月11日(土) 
『おやつとボサノバ』 15時open

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シボネボルケへも、何度もライブをしに来てくださっている、筒井タケオさん
軽やかな歌声とギターの音色に、春の訪れを感じます
シボネボルケのとくべつなおやつ二皿と共に、すこしだけ優雅なひとときは如何でしょう

おやつの内容/ミニジャムトースト、スコーン、葛プリン、季節のケイク、米粉ロールケーキまたは豆乳チーズケーキ(内容に多少の変更あり)

人数限定ご予約制 
shiboneboruke@gmail.com
0492473777



3月20日(月・祝)
『映画部〜不思議惑星キン・ザ・ザ』 18時open

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藤井部長ひきいる「映画部」の第二回上映作品は、「不思議惑星キン・ザ・ザ」
今回は、店内での上映となります
ご予約無しで、当日でもお気軽に入場いただけます
ご来場の際は、店内にて1オーダー頂戴致します
映画をイメージした、軽食、お飲み物をご用意する予定です



今月も皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げます
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冬は、みかんの季節

はじめにやってきたのは、無肥料無農薬栽培の屋久島ぽんかん
島に暮らす音楽家が、はるばる送ってくれた
ぽんかんは、おなじ特産物のたんかんよりも、地元のひとからは人気がないらしい
味が薄いからおいしくない。というのだ
たしかに、そこはかとなさというか、存在感のうすさというか、いることをふと忘れるというか

見た目はほとんど同じなのに、みなぎるような存在感のたんかんと比べると、にこにこしているけれど大人しいおじょうさんという感じがする
でも、日々生きてゆく暮らしのなかに、つかずはなれず寄り添う、うつくしい果物だなあとおもう

今年のぽんかんは、台風にあわずにすんだので、例年よりもずっと肌がきれいなのだそうだ
そんな貴重な皮をつかって、マーマレードを煮ようと試みたら、まさかの大失敗
クエン酸とまちがえて、洗剤をいれてしまったのだ
そんな間違い、初めてのことだった
みるも無惨な、地獄の三丁目色になってしまい、鬼のような匂いがたちこめ、決して食べられない

すんでのところで無傷だった実だけを、ジャムにすることにした

せっかく、台風にあわずにすんだけど、人生(みかん生?)ってさいごまでなにがおこるかわからないよね。。
と、おもったかおもわないか

そのまま実を煮ていたら、なんだか泣けてくる
皮を、包丁で刻まずに、フードプロセッサーにかけたのだ
なぜ、そんな乱暴なことをしたのだろう
それはきっと、クエン酸と洗剤の間違いにつながってる


ぽんかんに、甘えた
ぽんかんが、あんまり大人しくてあたたかな感じなので、つい甘えたかもしれない
そしてぽんかんを、甘くみた
甘いけど、甘くないのに

みかんは、ひとの手にすうっとおさまる形と大きさをしている
小さなみかんは片手に、おおきなみかんは、両手にもっても重すぎることなく、かたすぎも柔らかすぎもせず、うれしい。みずみずしく、老若男女の手におさまるあのどこまでも明るい色。肺を満たす香り。
そうして、掌におさめていると、心が晴れてあたたかく、元気なしあわせに包まれてゆく

ちいさなお日様のような
煮ていると、それがぎゅっとなって、こちらに伝わってくるみたいだ


「生まれつき」と、ふとおもう

ぽんかんの生まれつきの明るさ、あたたかさ、素直さ、あまりにも本物の。

そいういう、本物の生まれつきに触れると、心はアッとおもって、うごく
人間もそうだろか。こんなに本物の生まれつき。あるだろうか。あるだろう。
人間のそれは、生きてゆくうちに隠れがちだけれど

そういう生まれつきを、こわさないように、大切に、お料理をする
それしかできないのに、
あまりにも無垢なものにふれると、じぶんのなかの毒がでてきてしまうことがある

おそろしい毒だった

実のジャムは、そこはかとなく、存在感うすく、にこにこしている大人しくてかわいいお嬢さんというかんじの味がした
でも、ぽんかんはつよい
もしかしたら、たんかんよりもずっと。
それを屋久島の地元のひとは、ほんとうは知っているのかもしれない、な。
と、ちょっとおもったりして。
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